2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

書くところが間違ってないほうの日記

なんか昭和の話であれなんだけど、あばれはっちゃくが「ひらめいた!」て言う、あの感じで思いついたことがあったのでいろいろ調べたりして、よーしやったるどー、みたいな気分になってたんだけど、ばーか甘いんだよ、と偉い人から物言いが付いたので仕切り…

たぶん日記

脳天の上には雲のないよく晴れた風の強い一日だった。午前中は老人がいっぱいいる施設へ行って仕事をした。午後は会社に戻って策を練ったり事務仕事をしたりした。おやつの時間にサッポロポテトバーベQあじを食べていたらロシアから殺し屋がやってきてトカレ…

おつかれさんしたっていうね

映画でもなんでも三部作っていうのは1が結局一番おもしろかったりするよね。 長恨歌―不夜城完結編作者: 馳星周,横山孝一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/11/30メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (45件) を見る あれこれ理由を付け…

マックポークは誰のもの

マクドナルド行ったんですよ。マックドゥナルド。クォーターなんとかっていうのを食べようと思って。そんでいまそのでっかい草鞋みたいな肉の塊を頬張りながら書いてんでふへぇどね。って実際もぐもぐしてるけどなんで文字まで影響するんだっていうのはさて…

ぐるりのこと。のこと

貞子は誰を演じてもやっぱり貞子なのだよなとおもった。 ぐるりのこと。 [DVD]出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2009/02/25メディア: DVD購入: 6人 クリック: 147回この商品を含むブログ (302件) を見る そしてまた『ぐるりのこと。』という割りには…

裸の王様の耳はロバだ

全く以って宗教というものに興味がないというか、おれがおれこそが神である!八百万の最下位だけどさ、みたいな思い込みがあるので、映画やなんかで観たっきりの印象でアレなんだけど、神父さんているじゃないですか教会に。司祭とか呼び方がいろいろあるの…

中折れ男と腋毛女 最終話

地中海を望む高台にある白壁の家、を意図してかどうかは判らないけれど西班牙料理の店は真っ白な外壁に出入口である重厚な木製の建具が設えてあり、建具とは対照的な鉄製の華奢なハンドルを引いて戸を開け店内に入る。臓物屋を出る際に携帯電話で予約を入れ…

中折れ男と腋毛女 第四話

杉本は肉でも魚でも野菜でもデブでもブスでも食べられる雑食であることは知っていたのだが、林田の食の嗜好が究極寄りなのか至高寄りなのか知る由もないので素直に、食べられないものはあるか、と尋ねたところなんでも食べられると言うので、くほほ、雌豚め…

中折れ男と腋毛女 第三話

一先ず茶ァでも飲んで一服こましたろ、きひひ。と何故か無理矢理な関西弁で思った。再び二人を自動車に乗せ、犬畜生などが店内へ連れ込める喫茶店へ行った。生唾を飲み込みながら二人の様子を窺っておったのだが、わあ、お洒落やん!とか、すごい、素敵だよ…

中折れ男と腋毛女 第二話

杉本と林田を乗せた後にまずは宿へ旅の荷物を置きに向かった。杉本については何度か顔も合わせておりだいたいの人物像のようなものは把握できておるのだが、林田については全く未知の女性であり、運転しつつ室内鏡に視線を飛ばして悟られぬ様に改めて顔を見…

中折れ男と腋毛女 第一話

風の強いよく晴れた土曜日であった。事業に於いて小さな失敗が相次ぎ精神的に参っておったので、他所から見知らぬ人が尋ねてくるというのはどこかしら変化の兆しになるのではないかと少なからず期待してはいたものの指折り数えるほどの楽しみかと問われれば…

ソープランドの記憶

そんなに緊張しないで。合コンとかでその日にエッチしちゃうことあるでしょ?ふふ。妙齢のお姉さんは黒のチャイナドレスを脱ぎながらそう言って微笑んだ。僕の頭の中は不思議なほど醒めていて、しゅるしゅると音を立ててドレスがすべり落ちて露になる肢体を…

魔界に足を踏み入れたりしたよ

ここ数日、日記を書こうと思って書いてみたものの気乗りしなくて下書き保存にしたものを読み返したら全てに激しい呪いが込められていたので恐いとおもった。口から黒い煙とか出てた。