2008.noviembre

ダメだった。まったくもってダメだった11月。瓢箪から駒が出ただけなのに蒔いた種が芽吹いたんだと勘違いしてた。妥協と打算を美談にすり替えてみたり。仲裁してるフリしてゴリ押ししてみたり。足元にポッカリ開いてる穴に全然気付かずに空ばっかり眺めてたり。ケツに火が点いてんのに無理矢理笑ってみたり。とにかく深刻さに飲み込まれないように視線を外して逃げてばっかりの11月。そうやって向き合うべき問題を見ないでいるうちに有耶無耶になって遠くの彼方へ霧散するとでも思っていた。大間違いで大笑い。あかんではないか熊太郎。
「というわけで、俺は魔法使いなんだが、叶えたい望みはあるか」
「会社を安定させたいです」
「そうか。その望みは叶わないこともないんだが条件がある」
「じょ、条件すか・・・」
「その望みを叶えたいなら、はてなダイアリーなんか書いてる場合じゃないだろう?」
「あ、はい・・・」
「こんなもん書いて収入になるのか?ならねえだろ?」
「なりません」
「どうする?望みを叶えるか?」
というわけで、まあ、そんなところです。ははは。