地獄日記
なにかをこう探究というか追求していくようなそういう一つのことに対する貪欲さみたいなものを身につけねばならないのではないかと思ったりしたのだけれども、いまいち気もソゾロというか平べったく物事を見てしまうので、その追求の果てにあるべき姿を想像するところから始めてみたら、ようやく見えたそこにあるのは地獄だった。ガガーン。
地獄といっても痛いとか苦しいとかいうのではなくて、記号としての『地獄』なので恐くない、ぼくこわくないもん!なんだけど、今朝(というか毎朝)は食べなくて昼飯はドーナツを腹いっぱい食べて夕食はコンビニの菓子パンを買って食べた今日は、言わばパン地獄というか小麦粉地獄だった。ま、一日きりで地獄呼ばわりされたらたまったもんじゃないけれど、そうやって来る日も来る日もパンばっかり食ってたら地獄と呼べるのではないかということで。
じゃあどういう地獄をご所望かといえば、うーん、そうだなあ、寿司地獄とかいいかなあ。毎日毎日寿司食ってんの。季節で旬の魚が変わっていくし、酢飯は好きってほどでもないけど嫌いじゃないし。サラダ巻きとか牛肉のタタキのお寿司とかもあるから栄養バランスもいいっていうか、バランス取ったら地獄じゃないか。でもいくら好きだからってイクラ地獄(笑うところですよ)とかないよね。飽きるじゃん。つうか塩分摂りすぎてあっちゅう間に成人病を患うよね。
最初っからもっとこう広い世界の地獄に堕ちればいいのかと思ったんで何地獄がいいかなあと考えてみたら、酒池肉林地獄とかいいこと思いついちゃった。いいよね酒池肉林て響きが。えもいわれぬエモーショナルな感じがするよね。地獄の鬼とかはラムちゃんの格好しててさー、閻魔大王だって綺麗なおねえさんでさー「もー!嘘ついたらベロ引っこ抜いちゃうんだからねっ」とか言って突き出したおれのベロをマウストゥマウスで甘噛みして「んー」なんつってウヒャッ!
なんていうくだらないことを夜中に考えてるといい加減に腹もヘルね(笑うところですよ)。