わりと嘘偽りのない感じの日記

暮れの現金なご挨拶ということでお歳暮をバラ撒いてきた。いや、バラ撒く予定だったのだけどもショッピングセンターっていうか郊外型の大規模スーパーというかいわゆるジャスコみたいなところのギフトコーナーで見たインスタントコーヒー詰め合せセットの値段が思ってたより高くて予算が足りなくなったので、バラ撒き作戦は取りやめて偉い人たちだけに別の物を用意して届けてきた。あの値段は一体どういうことだ?原油か?サブプライムローンのあれか?小麦粉?とかなんとか思いながら代替案を考えていた。そんでさっき新聞の折込チラシで価格チェックをしてみたら、ホームセンターが安かった。スーパーの半分の値段で同じセットを売ってたので明日はホームセンターへ行って慌てて買わなくてもいいような工具、例えば電動インパクトレンチだとか、なんかこう電動で磨くやつとかそういうものに目を奪われないように細心の注意を払ってコーヒー買う。つうかそのチラシ今朝見とけばよかったのにってハナシだよね。
そんなふうに予定が狂ってしまったのでお歳暮配りの後に予約しておいた散髪の時間まで1時間ほど余ってしまってどうしようかなーなどとぼんやり車を運転していたのだけど気付いたらマンガ喫茶の駐車場に居た。ああ、これは天啓かしらと思ってマンガ読んできた。時間さえあれば端から読みたかったのだけども1時間しかないことなので頭文字Dの読んでない分を読んできた。読んだっていうか『ゴッシャー』『プッシャー』『ギョギョン』『くわっ』ぐらいしか文字がなかった。漫画の長い台詞とか説明文とかはニュアンスで判断する人です(自己紹介)。予約の時間まであと6分しかない!ってなった時にもう1冊棚から取ってきたのは内緒だよ。予約の時間を少しオーバーしてたので急いで会計を済ませて『ゴッシャー』『プッシャー』『ギョギョン』『くわっ』と車をすっ飛ばして美容院へ。「お待ちしておりました。お忙しそうですね」と言われたとき「ええ、年末ですからね」と応えるあたりに大人の風格みたいなものを感じたよ自分自身に。

頭文字D(1) (ヤンマガKCスペシャル)

頭文字D(1) (ヤンマガKCスペシャル)