ファック・ファッカー・ファッケスト日記
会社の軽自動車が車検の期日になったので廃車にした。そのぐらいしか目立った動きのない一日であったのでまたいい加減なことでも書いてお茶を濁そうと思う。いつものことだけど。
実生活で『ファック』って割りと口にする。とりわけ車を運転してるときなんかに前を走ってる車が左折しようとしていて歩行者がいないにも関らず一旦停止するぐらいのブレーキ操作でチンタラ曲がろうとしているときなんかは間違いなくファックと叫んでいる。あと電話勧誘が横柄だったりすると話を切り上げて受話器を置く前に相手に遠くから聞こえてくるようにファックと言っている。あとは電話機に溝みたいな切り込みがあってそこへ紙を差し込んで番号をプッシュしてボタンを押すと紙にある内容が信号になって相手先の電話へ送られる機械を誰かに操作してもらうときに「これファックすしておいて」と言ったりするし、逆に書類の内容をその機械を使って得たい場合なんかは「それファックすしてください」なんて言うこともある。日常に溢れてる『ファック』。
そんでいやらしい方の意味での『ファック』なんだけれども、街を歩いていて綺麗なオネーサンを見かけた際に隣のロクデナシが「あー、いいケツ!ファックしてえ」とかなんとか不埒な発言をしたとする。そんなとき只今ファックしております発信音の後にメッセージをどうぞ的なオネーサンの姿を想像してみると、後ろからガツンガツン突かれている図率が100%になる。正常位とか騎乗位とか残りの45パターンはまず出てこない。なぜなら『ファック』と『バック』の語感が似てるから、ファック≒ブァック=後背位っていうことなんだ。大型トラックが後進するときにロボ女が言う「ピピーッピピーッ バックしますっ」ってのが「(前略)ファックしますっ」に聞こえることで視覚的にも聴覚的にも後背位のイメージ戦略は推し進められているんだ。
『ファック』って聞いてどんな体位を想像する?なんつってチャラい質問をしてみたとき、後背位以外の答えが返ってきたとしたら、その人はよっぽどその格好が好きなんだと思うよ。たぶん。