スペアタイアとかの日記

実は昨日ひっそりと車のタイア*1をパンクさせた。ちょっとした晴れ間の出来事だった。そんで車載ジャッキでトランクルームにあるスペアタイアに履き替えた。ついでに言うと元々履いてたのはスタッドレスタイアだった。パンクさせて気付いた。そんで今日は全部のタイアをノーマルに替えようと思っていたのだけど暑かったのでまた真夏なのにスタッドレスタイアであるという由々しき事態をなかったことにした。下手なバイクのタイアよりも細いタイアで走ってて感じたのだけど、接地面積がうんと少ないからなんていうかシュルシュル走ってる感じがする。全然路面を捉えてない。人間で言うところの爪先立ちみたいな感じ。軽やかなステップでタンゴを踊っているような。つってもタンゴなんて踊ったことないから適当に言ってるだけなんだけど。思ったようにカーブなんかを曲がっていくことを「オンザレール」と形容したりするけれども、電車っぽい乗り心地なら断然細いタイアだと思う。それはまるでルンバを踊るような滑らかなステップ。ルンバも踊ったことないから適当こいてるだけ。
そんなこんなで細っこいタイアでシュルシュル走ってたら前方から携帯片手に突っ込んでくる車がいて、運転手をガン見したら松下由樹さんに似てた。世の中には松下由樹さんとそうでない人間の二種類しかいなかったとしたら彼女は松下由樹さんだと思った。その松下由樹さんはこちらをチラ見して慌てる素振りも見せずにハンドルをグイっと回して進路を修正してた。世の中には慌てる人とそうでない人の二種類しかいなかったとしたら、彼女は慌てずボクは慌てる人間だと思った。たぶん彼女と一夜を共にしたならボクはたぶん慌てて彼女の違う洞穴に分け入ってしまうのだけど彼女は堂々としたものでちっとも慌てないに違いない・・・いや、そんな想像してない。なんでもかんでもいやらしい想像をすると思ったら大間違いで、いい歳をした大人なんだから普通に過ごしている。この普通というものは個人差があるので何を以って普通と呼ぶのか甚だ疑問ではあるけれど、さっき犬の散歩してたおねえさんはとても美人だった。もしこの首に首輪をつけてくれたなら名犬と呼ばれるほどのバター犬になれる自信がないわけではないので、寝苦しい夜のお供にどうかと思った。思ってねえよ。でも美人だった。松下由樹さんじゃなかった。

*1:タイヤでなくタイアって表記するとなんだか車に詳しいみたいな感じがするけれども実際そうでもないことを証明している俺が