真実などに興味はない

行きがかり上なんとなくやると宣言してしまったことをやってみたら案外難しくて自分にちょっとがっかりしたりしたのだけど、取り掛かる前は「こんなのオチャノコサイサイだ」と思っていた。で『オチャノコサイサイ』なのだけれども、これの意味がよくわからない。屁のつっぱりと同じくらい意味がわからない。映像的には「おちゃ」と「のこ」が御茶ノ水博士とピノコを想起させる。なんか検索でおかしな引っ掛かり方をしたように。だけれどもサイサイをまるで無視しているのでは納得がいかないので『オチャノコサイサイ』が最も似合うシュチュエーションからまずは考えてみたらすぐ思いついた。中華飯店その人だ。いや人じゃない。横浜の中華街にあるような重厚な中華飯店に入り、品書きをひとしきり眺め店員を呼び「この、干し鮑と蒸しエビのオチャノコサイサイを」と申し付ける。素晴らしいくらいしっくりくる。『御茶の古菜々』。たぶんお茶漬けの上に古漬けが乗ってるような感じだ。作るのもすごく簡単そうでちゃんと辻褄まで合ってる。ほら、やればできる子じゃないか。