魔法の使えないガンダルフなんてただのイアン・マッケランだ

部屋が寒いのでコタツから出たくないのだけど仕方なくのろのろと起き上がってDVDをプレイヤーに挿入し、いそいそとコタツに首まで潜り込んで画面を観ていると延々と新作紹介が流れ続けてイラっとする。再び温まりかけてきたから手も出したくなかったのにしぶしぶリモコンでタイトル画面へジャンプさせようとすると「このディスクでは操作できません」とか表示が出るものだからレンタルチームを馬鹿にしてやがるのかとおもわずにいられない。買ってきたディスクならああいうのすっ飛ばせるのかな。だとしても今度から観たい映画は買おうとかちっとも思わない。むしろ買ってやらなくて新作紹介が流れている間にお湯を沸かしてカップ麺に注いだり、豆を挽いて珈琲を淹れたり、ティッシュでこよりを作って無理矢理くしゃみをしたり、くしゃみをした拍子にひじきみたいなのが鼻から飛び出てきてはて?今夜ひじきなんか食ったかなと回想してみてもやっぱり食べてなくてじゃあこのひじきは一体・・・とかネガポジ反転みたいな様相になりかけた次の瞬間『極太の鼻毛』だってことに気付いてネガポジ反転みたいな様相でしばらく固まったりする。
半径50mぐらいの範囲で原作を読んだ人々の評判が「端折りすぎ」とのことだったのだけれど、別になんとも思わなかった。むしろ原作を読んで予習しておかないと展開が早くてなんのことだか判らないんじゃないかと。

これで全ての謎が解き明かされるとかいってた。