腕立て伏せはじめました

最近の中学生っていうのはなかなか成長というか発達というか発育がよろしいようで、ちょっと間違うというか勘違いしたりすると真っ当な道を踏み外しそうな予感がする肉感(あくまで視覚的なもの)だったりするわけだけれど、その娘が弄ってた携帯電話の待ち受け画面が『坊ちゃま』だったりすると急に保護者的見地に立てたりするものだから不思議なものだ。「俺は青少年保護条例でも頂点に立つ男だからな」それが俺のノブレスオブリュージュ

この夏『新盆』という慣わしに初めて身を投じたというか巻き込まれたわけだけれども、まあなんていうか言いたいことはあるのだけれど言わない。いちいち細かすぎて書いても仕方ない、たとえこんな日記だとしても。ただ今後の人生に於いて教訓になりそうなのが新盆見舞いの熨斗袋に入れるお金は充分すぎるぐらい確認した方が良さそうだってこと。そして頂いた見舞い金は即日開封して中身を確かめるべきだということ。おばあちゃんが言っていた、慶弔費に釣りは出ないし出せないって。

というわけで最近「なんかワイルドになりましたよね」と年齢性別問わず各方面から延べ4人ほどに言われた。人前で血の滴るような生肉を齧ってたわけでもないし、ましてや筋骨隆々に肉体をビルドアップしつつサラダ油を塗りたくって体の筋という筋を軋ませるほど力を入れてるのに力の入り具合が不均等すぎるおかしな笑顔を作って見せた、とかそんなんではない。単に、剃り忘れた→面倒クセーから伸ばしちまえ!という状況から生やし始めたアゴヒゲと、湿気でクネクネする髪をなんとかしようとする気力が失せて跳ね放題になったボサ頭の仕業だと思われる。そもそもヒゲを綺麗に剃って髪を梳かして「マイルド」な仕上がり推進委員会の会計監査の帳簿操作がバレて開き直ったというだけの話。元来の姿になれば「ワイルド」と呼ばれるこのパラドクス(言ってみたかっただけ)。いや、この状態こそが本来の自分であり外見と中身におけるパーフェクトハーモニーなのかもしれない。