カリオストロの風の谷の天空のとなりの魔女の紅のものの千と千尋のハウルの崖の上

観たっす、家政婦は観たっす。金曜ロードショーで放映されるまで観てやんねー!ペッペッ!と思ってたポニョですけども観てきたっす。なんで金曜ロードショーを待たずに観てきたかっていうと、ほんの数日前までポニョだよすごいよ!感動したよ!って騒いでたのにちょっと目を離したすきに、ダークナイトだよ!バットマンだよ!って浮気心すぎるおまえらを見ていて、おまえらにはポリシーってもんがねえのかよ!身元引受人になったんじゃねえのかよ!この尻軽野郎どもめ!俺はもう一生ポニョしか観ないぜ!っていう心意気を見せつけようとかそういうんじゃなくて、僕の街にも映画館あるんだよ?はだしのゲンとか典子は今とか震える舌しか上映してないわけじゃないんだよ?ということを世間に知らしめるためでもない。まあなんつうか、気付いたら観てた、みたいな感じ。キャトルミューテーションみたいなナニカだよ。

そんで、まだ観てない人がいたらあれじゃん?ということでたたみます(勝ち誇った顔で)。
いやー、正直ジブリとか宮崎サンとかあんま興味ないっつうか金曜ロードショーの一角とかしか思ってないんだけど、なんか世間的に大騒ぎしてるんでそんなに凄いのかなと思って観てきたんだけど、なんつうかまあ、メモリアルっていうの?セレモニーっていうかさ、宮崎っていうおじいさんの葬式で流れる「お別れビデオ」みたいな感じだった。ストーリー云々を言い始めると「どうせ漫画じゃーん?」というオチしか出てこないし、映像を言い始めると「色鉛筆なんてノスタルジーじゃーん?」という彼のドグマを否定することしかできないので、あの映画を賛美している人とは共感できないっつうか、理解するしないのずっと前段として僕の中での宮崎アニメは金曜ロードショー以上でも以下でもないっていう身も蓋も無い感じなのですんません。
こんな田舎の映画館が歴史的快挙ともいえる満席状態だったのに、そこにいた大勢のコドモたちからクスリとも笑い声が聞こえなかったのが痛々しかったよ。退屈な美術の授業だよ。