一線を越える人たち

交差点なんかに停止線ってあるけれど、運転者はあの線の手前で一旦停止するっていう行為を蔑ろにすると結構あぶない。特に見通しの悪い交差点なんかでは完全に停止しないにしても、停まったか停まんないかぐらいの勢いというか、カレーは食ったけど福神漬けは食ってない勢いというか、おっぱいに触れたけど肘が当たっただけいうか、おっぱいは揉むんだけどチクビにはあえて触らないいやらしさというか、おっぱいのことで頭がいっぱい略して「頭がおっぱい」というか、もしも頭がおっぱいになってる人がいたら美容室でシャンプーしてもらう時にどうなるんだろうとか、これじゃまるでおっぱいに対して偏執的な興味があるみたいじゃないか、言うほどおっぱいに興味ないって言っておかないといけないというか、愛のないセックスをするぐらいならオナニーしてたほうがマシだよって言いながらチクビを甘噛みする攻撃というか、いよいよわけがわからなくなってきたのでひとまずおっぱいのことは置いておいて、交差点ではちょっと停まってからズルズルと前に出るぐらいの配慮がないと直行方面から走ってきた車の運転手があぶない。おっぱいまるで関係ない。
つい先ほど交差点の停止線のところで停まりもせずに徐行のままズルズルと飛び出てきた車がいたのでキュキュキューッって感じで避けたりして本気でヤバかった。運転してたのが綺麗な人だったので揉め事には発展しなかったけれど、僕たちの恋は発展させてもいいかなって思ったよ。でもきっと僕たちはすれ違ったまま生きてゆくんだね。さようなら僕の綺麗な人。で、ああいうズルズル症候群な人って結構いるもので、それが男性だったらきっと前戯もそこそこに挿れてしまう人で、女性だったらきっと我慢汁で妊娠してしまうタイプだと咄嗟に思った。根拠なんかないし喩えも酷いけど思った。全て夏のせい。