最終的にはお湯入れない

緑のたぬきなんかの粉末スープが入っている小袋を七味唐辛子が入っている部分までビッと一気に破って乾麺の上というかカチコチの天ぷらの上に全てをぶちまけることにあまり違和感も覚えなくなってしまった。ちょっと前までは最初のひとくちを食べる直前に七味唐辛子を投入するよう作法をきちんと守っていたのに、最近はそういう繊細さに疎くなってめっきりガサツになった。まさにおっさんになったことを象徴しているとそう思いませんかみなさん。とはいえまだトンコツ系によく入っている「うまみ油」の類は湯を注ぐ前に入れたりしていないのでそこらへんの感覚があるうちになんとか繊細さを取り戻したい。ガサツさっていうのは癌みたいなものでどんどん増殖をして身体を蝕んでいって、放っておくとそのうちペヤングのふりかけとかソースなんかも湯を注ぐ前に入れてしまって味のないふやけた青海苔の貼り付いた麺だけ食べる羽目になりかねない恐れがある。かもしれない。
そこまで面倒なら日清のカップヌードル食っとけってことなんですけれども。