あンた、背中が煤けてるぜ
映画の悪役が着ているようなスーツを年末に買って直しが済んで届いたので早速着込んで新年会に行ったら二次会は雀荘だということで十何年ぶりかに麻雀をやってきた。やっぱりこういうスーツにはマシンガンが似合いそうだなあとおもっていたらどんどん放銃してしまって新年早々かわいそうな人になりそうだった。役満をテンパったら頭もテンパって勢いでカンしてツモった危険な牌が大当たり。リーピンドラ7ってなにそれ。ドラ7って。そろそろ帰りますかってときに二卓に分かれたもうひとつの卓の方で欠員が出て呼ばれたので気合を入れなおして延長戦突入。あっという間に半荘が済んでもう半荘で終わりにしようって最後の半荘でミラクル。『ツモ!四暗刻単騎』パタパタパタと牌を倒してそう宣言したとき雀荘の全員がこちらを見ていた(近寄ってきた別卓のおっさんもいた)。放った弾は全て回収できたばかりか倍になって帰ってきたと恍惚の表情を浮かべるボク。なのに点棒は通常の役満分しか手元に届かない。「ダブルは・・・いいよね?」とかなんとか言われてもゴネられる上下関係になかったので涙を飲んで48000点を箱に入れた。まあ欲張ってもいいことねえかって腰が引き気味で納得したのだけど「勝ち逃げはないよね?」と言われやむなくもう半荘。で、トントンまで戻ってお開きに。
あのスーツ、漫画に出てくる歯が抜けてるおっさんとかが着てるようなのに似てる気がしてきた。
- 作者: 能條純一
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 1986/02
- メディア: コミック
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