メスブタに過剰反応したAmazonの性癖(加筆修正)

海沿いの温泉街に行ってきたのだけどなにもないところ*1だった。温泉街といえば『吹き矢』『バナナの輪切り』『まな板』というものが見物できる愉しいところだと風の噂に聞いていたのだけど、そこの街には「ぼったくられないようにせいぜい注意して」と旅館の女中が気を使うようなスナックしかないらしかった。ボウケンジャーに変身しようか迷ったけれど旅先でぼったくられてまで冒険野郎になるつもりはなかったので人を呼んで会うことにした。60分16000円で本番なしとかそういう類の人ではなくて、まだ人間になるに出会ったやつがそこの近くに住んでいるので連絡してみた。
電話テレパシーは実在と暇を持て余していた移動中のバスで記事を読んだのだけど、まさにその仮説を証明するかのような彼の反応だった。彼は同情を禁じえない苦労を背負い込んで弱っていたので、昔の気楽だった頃のことをよく思い出したりしてたそうだ。そこへ連絡が来たものだからなんだか嬉しくなったそうだ。嬉しさのあまり婚姻関係にない胸の膨らんだ付き人を従えていたりしたけれどそれはそれこれはこれとった具合らしい。そういえば彼はイカサマ麻雀が得意でしっかりカモられた(イカサマなしでも負けてたんだけど)記憶がある。今回の彼が背負っている一件もきっちりイカサマ(?)を仕組んだ落としどころが用意されていた。バレなければイカサマではないしバレたとしても後の祭りになっていればいいという彼の生き様らしい。
彼の隣に座っていた胸の膨らんだ付き人だけれど、パンイチでカンフーのポーズをとっている僕の写真を見たことがあるらしく「写真と顔が違いますね」と言っていた。あの写真で欲情したんだろ?このメスブタめ!と口汚く罵ってやればよかった。彼女はきっとメスブタなんだから*2

*1:海と温泉はあった

*2:この日の『メスブタ』にはちっとも反応しないいけずなAmazon