いくらなんでもの唄

会社員だった頃は給料日といえば全裸で尻にロケット花火でも刺して月までひとっ飛びぐらいの勢いで胸の弾む楽しい日だったわけだけど、立場が変わってしまうとちっとも楽しくない。胸は弾まないし胃が痛い。あんた達の稼ぎに対する今月分の支払いはこんだけですと社員の机の上に「パンを買ったらオケラだね」ぐらいの小銭をパラパラと撒いてやりたいぐらいの気分。それはないけどいくらなんでも。