オトコの憧れフェラーリ

若者の車離れがどうのこうのという話をネット上で定期的に見かける。車はもうステイタスシンボルじゃない!なんて肯定派の誰かが言うけど、フェラーリの599っていう新しいやつなんかは3500万円もするもんだから、やっぱり特別なものは特別でありステイタスな感じがする。だって買えないだろそんじょそこらの小金持ちじゃ。もしも女の子と車で旅行に出掛けようなんて話になったときに、フェラーリで迎えに来る奴と軽トラで来る奴がいたらどっちがすげえかって言ったらどっちもすごいけどフェラーリの奴だろ。いや、軽トラで迎えに行く奴とかすごく男らしいと思うけど。やっぱそこはフェラーリの方がステイタス!っていう感じだろう。女の子だってうっとりして助手席から股間のシフトレバーをフェラーリ(隠語)しちゃうだろう。
でもまあフェラーリみたいな嗜好性が高すぎる車っていうのはいくら高価でもステイタスという言葉にはしっくりこない気がする。実際あんなもので峠道とかブッ飛ばされたら助手席の女の子はオプション料金払ってないのに勝手に聖水プレイを始めてしまうだろう。やっぱステイタスといえば余裕が感じられなければならんのではないか。じゃあ一体どれならステイタスシンボルになるのかといえばロールスロイスだ。それも自分はハンドルを握ったりしなくて、お抱えの運転手に任せて後部座席にどっかりと座る姿こそがステイタス!っていう感じだ。となると隣に座った眼鏡の美人秘書あたりがねっとりフェラーリ(隠語)してくれるんだろうね。