デキる新社会人を作るたった1つのレシピはモテる仕事術でライフハックがどうのこうの的な胡散臭いタイトルをおめでてー頭でっかちな野郎どもは勝手につけとけ(5点)
新社会人の皆さんこんにちは、無免許タクシー代表取締役の花小金井ロドリゲスでゲス。
いま新卒で新社会人になられたような年頃の皆さんは小さい頃からインターネッポに慣れ親しんでこられたと思いますので「独り暮らしなんだから頑張って自炊とかしちゃうぞー」てな意気込みを当たり前のようにネットでレシピを検索して済ませちゃうわけですから、こざかしいです。片腹痛いわ。ワタクシが独り暮らしを始めて自炊を思い立ったときなんかは、なんだか小洒落たスーパーみたいなところへ行って右往左往した挙句『カイエンヌペッパー』という全く使い道がわからないオレンジ色の香辛料を買って帰り、部屋で途方に暮れたものです。
今日は新社会人の皆さんがこの味のしない変な調味料に手を出して自炊生活に絶望したりしないように先輩として神業なレシピを伝授したいと思いますが、ネットでレシピの検索を行うような軟弱者の皆さんですから「あー、塩豚ってうまそうだなー」という感じで、すでに豚の肩ブロック肉なんかを安売りしてるときに買ってきて塩刷り込んでラップに巻いて冷蔵していることかと思いますので、塩豚を使ったレシピにします。しかしながら無免許流宮廷料理は一子相伝ですので『作ってみたんだけどしょっぱすぎておれ涙目』という状況になっている阿呆な子にだけ教えます。上手にできた奴は挫折を知らないガラスのエースにでもなりゃいいじゃんファック。
【材料(二人前)】*1
【作り方(二人前)】
まず手刀でしょっぱい塩豚をこんな感じに斬ります。塩が抜け出やすいように断面が多くなるようにします。というか抜け出るんじゃないかなって思い込みます。
次に真空波でキャベツをこんな感じに裁断します。春キャベツの歯ざわりがたくさん味わえるように細かくスライスします。というか味わえるんじゃないかなって思い込みます。
塩豚をサイコキネシスで鍋に入れて炒めます。黒胡椒をガリガリやって豚の臭みを消します。というか消えるんじゃないかな?消えるはずだよ!って思い込みます。
豚野郎にあらかた火が通ったらイリュージョンでキャベツも鍋に入れて炒めます。白胡椒をふって香りを付けます。というか香りが出るはずだと思い込みます。
キャベツがシナシナにくたびれてきたら鍋に水を入れて五輪の聖火でひと煮立ちさせます。塩が抜け出るように祈ります。全身全霊で祈りを捧げてトランス状態に陥ります。
【食べ方(二人前でも独りで食べる)】
塩豚がしょっぱくても、人生の落伍者でも、明日は必ずやってくるのね、とかなんとか無理矢理ポジティブな気分に浸りながら食べましょう。
というか明日がそそくさとやってきてしまうのも時間のないそこそこベテラン社会人には困り者ですよね。
というわけで、新社会人の皆さんは勝手に頑張っておじさんたちが楽して暮らせるいい社会を作ったりなんかしたらいいと思います。甚だ簡単ではありますが挨拶に代えさせて頂きます。
*1:ちなみにこれベーコンで作るスープとしてウチの母ちゃんの定番です