14/09/2012

しばらくのあいだ日記を書いてみようとおもったのでひとまず今日から書いてみる。
きょうは働いた。働いたというより働かされた、というほうがしっくりくるかもしれない。着信があってブウブウと耳元で震える携帯の振動で目が覚めて、連絡をしたりされたり無視したりしながら次々を投げられる玉をトスバッティングの要領で打ち返すような働きっぷりだった。THE受動的だった。この頃は景気がよろしくないので昼飯は自炊というか家に帰って炭水化物を腹に放り込むことが多くて、きょうもそんな感じに冷やしぶっかけカレーうどんと、卵かけご飯を炒めたものを腹に詰め込んだ。あとインスタントのみそ汁も。卵かけご飯の卵はめんつゆと醤油とラー油での味付けをしばらく前におぼえて以来そればっかり採用してたのだけど、久しぶりにこのまえ醤油(濃口)だけで味付けしたものを食べたら非常においしかったので、スタンダードって揺るがないんだなっておもった。きょうの焼き飯も醤油だけにした。
そろそろうまいことを言いたいのだけど、それが日記を書きたくなくしていた要因のひとつなので無視する。無視することをここに宣言する。そういうの滅べ。地味に。ひっそりと。
午後、同級生の職場に行って用事を済ませたあと喫煙所で話をした。ずっと前に飯を食いに行ったときに彼の口から家庭がうまくいってないというようなことを聞いていて、このまえ別の同級生に会ったとき彼は別れたらしいと言っていたので尋ねてみたらもう1年以上前に離婚をしたのだという。カネでもイロでもなくましてバイオレンスとかじゃなくて性格の不一致というやつが原因だそうだ。彼の前ではふうんふうんとわかったような顔をして話を聞いていたのだけれども会社に戻る道すがら性格の不一致ってなんだ?っておもった。全人類ハナから一致するわけねえじゃん。合わなかったんじゃなくて合わせる気がなくなったってことなんだろうな。そういう状態って当人同士にするとお互いの言い分が言いがかりに聞こえるんだろう。島のアレに似てる。
あと、この日付のURLで表示させると下に広告が出ちゃうんだけど、いわゆるブログトップていう状態にするとひとまず広告出ない状態にできたので余は満足じゃ。

おしりをだしたこいっとうしょう

ちかごろはテレビがニッポンの金メダルは!ニッポンの金メダルは!とあまりにも連呼するのでおれの中の千葉すず選手が「おまえがやれ」とご立腹です。金メダルじゃなくて悔しいのは茶の間でヘソ出してテレビ観てるおれたちじゃなくて、あっちで汗流してる彼らなので銀だろうが銅だろうが予選落ちだろうが次がんばればいいんじゃないかとおもいます。決算の数字を株主じゃない輩がワーワー言うのと似てます。おまえ会社のなんなん?ていう。ところでウチの会社も決算が近づいてきているのでそろそろ深夜に荷物をまとめておくか丈夫な縄とか用意しといたほうがいいとおもってます。ええ。来期がんばりますんで。ええ。
しかしあれですね、オリンピックって平和の祭典とかいうわりに争ってますね。めっちゃ争ってるんで、え?平和じゃないの?ていう感じがします。みんなもうちょっと争うのをやめてお寿司とか食べたほうがいいですよ。いまの時期、赤イカとかうまいですよね。あとはスズキとかサワラとかヒラマサとか。やっぱ諍いっていうのは見てるほうも複雑な気分になるんですよ。両方が一生懸命やってるから負けた方が気の毒だし。だから別に平和の祭典じゃなくても仲良くしたほうがいいです。しかしながら現代に生きる我々は肥大化した自意識を傷つけないように諍いを起こすんです。そうでなければ人と一切関与しないっていう両極端な感じというか。
おもうんですよ。揉めてるおっさんたちはみんなM性感行ったほうがいいって。みんなお尻を出してエロいお姉さんにケツの穴に指とか突っ込まれたら、頭がいいとか悪いとか、容姿がどうだとか、金持ってるとか貧乏とか関係なく、「あっ・・・あっ・・・」つって情けない声出して一緒なんですよね。だから喧嘩が始まったらM性感に行ったほうがいいんじゃないかなっておもうんです。
むずかしいことはわかんないけど、先輩がそう言ってました。(ひさびさの日記がこれか)

北海道日記

大阪が都になるとかなんとか騒いでいますけれども、府から道を飛び越えて都になるっていう話がよくわかんですよね。都道府県を軍隊だとするじゃないですか。都が将軍で道が大佐で府が大尉で県は軍曹とかそういう感じにするとわかりやすんですよ。東京将軍なわけです。そこでみんな気づくと思うんですけど、どう考えてもおかしい北海道。だって軍隊式なら北海大佐となるわけですけれども、都道府県対抗マラソンとかそういう感じのアレのときに北海代表って誰も言わないじゃないですか。北海代表っつったらもう日本じゃなくて北欧とかアッチっぽいじゃないですか。それをさておくと京都大尉と大阪大尉ですよ、そんで鳥取軍曹とか栃木軍曹なわけです。ほらね北海道だけおかしい。よしんば耳慣れない北海とかやめて北海道大佐ってことにしてみてから元に戻すと北海道道ですよ。馬か。キムタクの犬ゾリか。てことは北海と道はもうくっついちゃって離れないってことですよ。クラスに1人ぐらいいた、特に頭がいいわけでも身体能力が高いわけでもすごく金持ってるわけでもなく見た目だってどうってことないんだけど、なんだか知らないけどガラの悪い連中も含めてみんなから君付けで呼ばれちゃう彼みたいな感じですよ。君が付いてないとしっくりこない感じの、おれの場合でいうところの林君みたいな位置づけです北海道。だから大阪も都になりたいんなら大阪道という永遠の呪いにいっぺんかかってから大阪都にならなきゃならない。というか呪われるから大阪道都になるんですかね。もうどうとでもなれ!みたいな感じですよね。そう思いませんか?おれはよくわからないですけど。ねむい。

夏の終わりのあたりから気持ちとは裏腹な感じのズレが生じたままどんどん時間に流されてきてしまった。拠りどころのない褒め言葉で持ちあげられて、足元がおぼつかないまま神輿に担ぎ上げられて気付いたらフリーフォールが落ちるのをヒヤヒヤ待っているような気分。もうなにをやってもダメというような、穴があいてしまった風船がシワシワにしぼんでいくようなどうしようもなさを感じつつ、どこでどうズレたかなと数ヶ月前を遥か遠くにおもう。そんなふうに目の前の出来事をどこか他人事みたいにおもうくせに人に会えばやけに饒舌で、そんなんで「わかってるなあ」とか「やっぱ違うなあ」とおだてられても穴の開いた風船に空気を送り込むような虚しさを感じる。世の中にはもっとすごい奴がごろごろしているんだ。まあそれについては、おれはおれしかできないからいいとしても、そのなんだ「いいね!」みたいな安っぽい称賛の言葉が聞きたくておれはいろいろやってんじゃないんだよ。おれは、もっと、こう・・・なにがしたいんだろう?

無免許流茶碗披露

千利休が長次郎に焼かせた黒い茶碗が樂茶碗のはじまりでありヒエラルキー的にも黒が最上位である(とされている)(ような気がする)(感じの空気が漂う)(つまり)(はっきりとは言えないけど)(そんな感じ)(てことにしとけよ)(な)(へへへ)。で、その樂茶碗を拵えてきたわけなんだけれども、白と言われれば黒、黒と言われれば白といった不屈のパンクスピリッツでもって世間が黒っていうんなら白だ!という具合に白い茶碗を拵えたのだった。つうか、黒の釉薬は加茂川の石をゴリゴリに砕いて塗るため手間がかかるのでオプション料金が必要と言われ、白や他の色(朱とか緑とか)ならセット料金でいけるっていうんで不屈のパンクスピリッツでもって金を惜しんだのだった。あと、桐の箱も破格値とはいえ追加料金が必要だったので厳格なコスト管理でもって紙の箱で梱包してもらうことにした。うるせえ!ケチとか言ってんじゃねえ!
そんなふうにして拙者が拵えた茶碗が手元に届いたのでインターネット限定公開する候。

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身の丈ダイアリー

「全部パラレルで」っていう言葉を意識しはじめてからずいぶんとフライングを繰り返してパラレルどころかガタガタのいびつな格好で物事を進めてきてしまった。そもそもパラレルなんてことは無理なんじゃないか?一個づつ片付けていかなきゃだめなんじゃないか?って何度もおもったけれども、対外的にはともかく自分の中で引っ込みがつかなくてこれはもう意地になってゴリ押しするしかねえとかそんな感じでジリジリと物事を進めてたところに冷や水をぶっかけられちょっと目が覚めた。まだ夢の中にはいることを自覚してんだけど。
よく「身の丈に合った」と言うけれども、あれの意味がいまいちイメージしにくかった。引け目に感じてもおかしくない身長に対しては特にコンプレックスもないから身の丈と言われても、まあこんなもんだ、というような感覚しかなかったんだけど、両手をぴんと伸ばした指先から反対までの指先がだいたい身長と同じっていうことを思い出して、あ!そういうことか!っておもった。つまり、広げた両手に収まるぐらいのことがせいぜいおれがパラレルでできることなんだなって。そう考えると広げてしまった風呂敷はあまりにも巨大だなとおもう。とてもじゃないけど同時進行でなんて無理。じゃあどうするかっていうと、諦めるか、やっぱ人と手を繋ぐほかないんだなっておもった。だからでっかい仕事してる会社ってたくさんの人が働いてんのかって。
だからどうしたってわけでもないんだけど、まあそんな感じでハミ出た部分は人にまかせりゃいいんだなっておもったとかそういうね、あれですよ、あれ。どっとはらーい。